気付いたときには、私は火曜日を楽しみにするようになっていました。
自分がいけないことをされて感じているという背徳感はもちろんありましたが、 その背徳感が余計に痴漢に触られる快感を高めていました。
痴漢の方も私があまり嫌がらなくなっているのに気付いていたようで、 他の乗客に気付かれないようにしながらも少しずつ大胆に触るようになっていました。
その日も痴漢は地下鉄に乗っていました。
私が電車に乗ると電車の揺れに乗じてうまく私の後ろに立ち、もう慣れた様子で私のお尻を触ってきました。
ちょっと触られただけで熱いものが溢れてくるのが分かり、か~っと顔が熱くなりました。
やがて痴漢はスカートの中に手を差し入れてきました。
太股をさわさわと撫でて、同時に胸の方も触ってきました。
痴漢に胸を触られるともう乳首が立っているのを感じました。
痴漢はたまに指を乳首に引っかけるようにしながら胸を触り、もう一方の手で太股やお尻をなでまわします。
私は息を押さえながら痴漢のゆるやかな手の動きを味わっていましたが、 じきに私の身体はもっと強い快感を求めてきました。
もう何もかもお見通しのように、痴漢は下着の上からそっとあそこを触ってきました。
多分下着が濡れているのにはすぐ気付いたことでしょう。
痴漢は割れ目に沿うようにすーっと指を動かしてきます。
身体が待ち望んでいた刺激が来たのが嬉しくて、私は思わず吐息を漏らしてしまいました。
しばらく痴漢の指が割れ目の上を往復し…と突然下着の中に指を差し込んできました。
私はちょっとびくっとしました。
今までは下着の上からだけ触ってきていたので、直接触られるのは初めてだったのです。
ヘアを撫でられたりしている時はまだ少し怖かったのですが、
でもそれは次に襲ってきた快感によってすぐにかき消されました。
痴漢はクリトリスを私の愛液で濡らした指をじかに擦り上げてきました。
自分の手で触るのとは全然違う気持ちよさでした。
私は声をあげそうになったのを、下を向いてなんとか堪えました。
下着越しに触られていた時とは比べものにならない快感でした。
くちゅくちゅと敏感な部分を執拗にいじくられて、下半身が熱くじんじんとしてきます。
痴漢の指はある時はあそこ全体をこねくりまわすように、 またある時は触れるか触れないかのようにごく軽くクリトリスを触ってきました。
私は息を止め、唇を噛んで思わず漏れてしまいそうになる喘ぎ声を堪えます。
なのに私は無意識のうちに、痴漢の指がスムーズに動けるよう太股をゆるめていました。
痴漢はクリトリスをいじる指とシンクロするような動きで、乳首も優しくこすりたててきます。
あとからあとから快感が腰の奥から湧き出るように襲ってきて、私はついに我慢できず声を漏らしてしまいました。
「ん…あぁん…っ!」
その声が自分でも驚くぐらいいやらしくて、私はすごく恥ずかしくなりました。
うるさいほど車内放送がかかっていたので、幸い他の乗客はあまり気にしていないような感じでした。
痴漢の指はその間も休むことなく刺激を与えてきます。
胸もあそこもすごく敏感になっていて、腰全体が甘く痺れるようになって、 トイレをすごく我慢している時のような切ない感じもあって、そしてその感じはだんだん強くなってきました。
痴漢の指はクリトリスをぐいぐいと押しあげるような激しい動きになっていました。
刺激されるたびに背中が反ってまた声が出そうになって、私は完全に快感の波に溺れていました。
が、気持ちよさが高まると同時に、おしっこを我慢しているような変な感じも急激に高まってきました。
私がそんな状態になっているのを知ってか知らずか、痴漢は容赦なく刺激を与えてきます。
もしこの満員電車の中でお漏らしなんかしてしまったら大変なことになってしまいます。
快感はのぼりつめるように強くなり、おしっこを漏らしてしまいそうな感じも更に強くなっていきます。
だめ、だめ、これ以上触られたら漏れちゃう、やめて…と、私は祈るように心のなかで叫んでいました。
でも痴漢はもちろんやめてはくれません。
それどこか指の動きはますます激しくなる一方です。
お願い、だめ、本当にだめ、ああ、もう、漏れちゃうっ、と、太股にぎゅうっと力を入れたとき、身体中を一気に強烈な快楽の電流が駆け巡りました。
一瞬、頭の中が真っ白になりました。
「ぅ…ん…ッ!!」と声が出てしまい、腰がびくっびくっと大きく動きます。
自分の身体に何が起こっているのか分かりませんでした。
私はここが電車の中だということも忘れ、身体を走り抜けるとんでもない快感にただただ翻弄されていました。
身体が強く硬直し、そして私は息を大きく吐くと、すうっと力が抜けました。
私は痴漢にイかされてしまったんだ…と、自覚したのはしばらく経ってからでした。
放心状態になっている私の背中を痴漢はいたわるように撫でてきました。
電車はいつの間にか駅に着きました。
うながすように痴漢に背を押されて電車を降り、私はふわふわと宙を歩くような足取りで階段を登りました。
学校に着いたとたん、私はトイレに入りました。
おしっこがしたいような感じはイった瞬間にすっかり消えていて、ただ濡れた下着をどうにかしたかったのです。
母が買ってくれた淡いピンクの下着は私の愛液でびしょびしょになっていました。
あそこを拭こうとするとティッシュがクリトリスにこすれて、それだけで私は息を詰めてぴくっとしました。
私はそこを恐る恐る指で触りました。
なんだかいつもより突起が大きくなっているような気がします。
そしてそこはいつもよりずっとずっと敏感でした。
指が自然に動き出します。
学校のトイレでオナニーなんて…と理性では思うのですが、指の動きは止まりません。
私は激しく身体を震わせて、はじめて自分の指でイってしまいました。
その日は当番の仕事も授業も全く手につきませんでした。
授業中に朝の出来事を思い出しては濡れてしまいましたし、 我慢できなくなって制服の上からそっと乳首を触ったり、 たまらなくなってもじもじと太股を擦り合わせてしまうこともありました。
私は濡れた下着を不快に思いながらも、次の火曜日をひたすら待ち遠しく思っていました。
痴漢に遭うようになってから、私がオナニーをする回数は明らかに増えていました。
夜になると、布団の中に潜っては兄の例のエッチな漫画を読みながら指を使いました。
痴漢の手の動きを思い出しながら、胸やあそこを思う存分触ります。
くちゅくちゅと濡れたあそこをいじっているとだんだん身体が高まってくるのが分かります。
漫画の中に主人公の女の子が電車の中で大人のおもちゃを使われて、みんなの前でイってしまうシーンがあったのですが、 その絵は特に刺激的で、ページに軽く折り癖がついて焦ったこともあるぐらいよく見ていました。
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