私は、男の人って痴漢がしたい、けどしないのは捕まりたくないからだと思っています。
痴漢したくないって男はいないと思うのと同時に、痴漢されてうれしいと感じる女性もいるはずないと思ってました。
私自身も何回か今までに痴漢にあいましたが、手を払ったり、睨んだり。
嫌な気分ばかり。
でも今回ははじめての経験でした。
いつもの満員電車、また誰かが私のお尻を撫でてきます。
私は手で払いのけましたが、しつこく触ってくる。
あえて周りに「この人痴漢です」ってわかるようにオーバーアクションで手を払いのけました。
すると、やめるどころかまだ触ってくる。
(なにこの男?大胆にもほどがある)
って思ったのですが、その男が大胆な理由はすぐにわかりました。
周りから何本もの手が伸びてきて、私の腕をつかみ拘束し、お尻を撫でる、胸を揉む、などいきなり身体中をまさぐられ始めました。
(まさか、今私に周りにいる人全員痴漢!?)
想像外の出来事に頭はパニック。
え?え?としているうちにシャツのボタンを外され、スカートは捲りあげられ半裸状態に。
(ここは電車の中よ!なんで?)
今思えばバカなことですがその時の私はそのことで頭が一杯でした。
そして、その時の極度の緊張状態が神経を研ぎ澄ましました。
何本もの痴漢たちの指先の動きまで感知するまでに。
そのことが裏目に・・痴漢の指先が大胆にもスカートの中に、そして私の敏感なところに軽く触れられた途端今までに感じたことがないくらいの痺れるような快感が。
(う・・うそ・・やばい)
私は驚きと同時にこのままだとまずいことになるのは察知できました。
必死に手を振りほどき逃げようにもがっちりつかまれた男の力にかないません。
やさしく胸を揉まれ、嫌々ながらも心地よい感覚が容赦なく私の力を奪っていきます。
そして、指先が一番敏感な部分を攻めはじめました。
たちまち、強制的に襲ってくる性的な快感。
(なんで?私、感じるの?)
それを続けられると、嫌でも濡れてくるのがわかります。
それを違う指が後ろから楽しんでいます。
するとさらに違う手が私の下着に手をかけ・・
下着は膝まで下げられてしまいました。
そして、私は、濡れていることが完全にばれて・・その痴漢は大胆にも指まで入れてきました。
いきなり他人の侵入を許すことに。
しかも私の身体は拒絶するどころか指が動かしやすいようにドンドン愛液を分泌させてきます。
私はたまらず涙が溢れ出してきました。
泣いても痴漢は濡れてるくせに、としか思わなかったのでしょうか?
指をリズミカルに動かし始めました。
そうすると、絶望ともいえる熱い感覚があそこから、こみ上がってきます。
(こんなやつらに・・・)
悔しい気持ちでいっぱいになりながらも、今日の私の身体は私自身を裏切ってきます。
(いや!いや!いや!)
と頭で叫びながら、太ももを震わし私は我慢できずにイってしまいました。
私がイったのを気づいた痴漢たちは手をひっこめ服を直し、そして駅に到着と同時にまるで何もなかったかのように人ごみに消えていきました。
服も切られたりとか、よく聞く精液をかけられたりとかは全くありませんでした。
(「イかせてやった、いいことをした」とでも思っているのかな??)
これは悪夢だったのかと思ってしまいそうでしたが、あそこが濡れている感覚、身体に残る絶頂の余韻が現実だったことを訴えてきます。
私にはちゃんと彼氏がいます。
それと、私の事が好きだと誠実にやさしく接してくれる友達がいます。
「彼氏がいるから無理だよ」
っていいながらもいい友達でいます。
こんなことなら、浮気でも彼に抱かれたほうが・・彼氏とそんな友達のことが頭に浮かんでくるとまた泣けてきました。
その後彼とHしても今度は全く感じない身体。
「体調悪いの?」
と心配してくれる彼。
「ちょっとね」
と言いながらも、本当の事が言えるはずもなく自己嫌悪。
どうしたらいいのか、悩む日々です・・・。